木と石、この2つの材を用いて制作していますが、最近は木ばかりを使っています。どちらも身近に見かける素材ではあるのですが。
木を扱うには、圧倒的に道具の種類・数が多くなってきます。 というのも自分の仕上げ方がそうしているのかもしれません。 チェンソーだけで制作している方は、一つの道具だけで完結してしまうし、それだと石を扱う方が圧倒的に使う道具は多いのだから。
あえて、多く使おうとしている節もある。 木を彫り進める幾多の刃物から、塗装をするための道具まで数百種類。
気を付けなければいけないのは、手数の多さに付加価値を求めたり、その工程に酔いしれたり。作者が、素材と道具に飲まれてしまう体。
木も切られて運ばれて乾燥・保管して手元に来るまで、沢山の人の手がかかっているのと同じく、道具も沢山の職人の手を通して、それを仲介する人の手も含めたら数千の人達の手のおかげで手元に来る。
思うのは、そんな多くの過程を楽しんでいるのだろうね。
by osamu-to
| 2015-11-21 06:59
| life
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