近頃は夕方に風が吹く。
風の塊が作業小屋にドーンとぶつかり、揺らします。 周りの街路樹も風に包まれているように、ギューンとしなる。
外に出ると、巨大な雲が。 これほどの大きさは夏でも見かけないなぁ。いつもデーンとそびえている赤城山も、この雲と並ぶととっても小さい。
この巨大な不安定の塊である雲の内部は。風と雷雨が爆発している。
でも山がこの雲に包まれたとしても、表層の木々はなぎ倒され、土砂は削るかもしれないけれど、大地の一部である小さき盛り上がりの山は不動でありましょう。 もっと巨大な大地の、突端の山頂と広大な空とを自在に行き来する雲は、大地と空の呼吸のようです。
by osamu-to
| 2017-04-21 06:49
| life
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